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銀杏の剪定について
9月とはいえ残暑厳しく、涼風の待たれるこの頃でございます。
皆様は、いかがお過ごしでしょうか。
さて、今日はタイトルの通り、銀杏の剪定についてお伝えいたします。
正通寺の銀杏は、明治6年に書かれた『正通寺絵図』という資料に描かれており、古くから正通寺を見守ってくれています。
私自身も、檀家様が『小学生の頃にお寺の銀杏の下で遊んだわ』と懐かしそうに話されていたのが心に残っております。
銀杏の黄葉の時期になると、檀家様以外の方もフラッと寄ってくださり、境内を明るくしてくれていました。
一方で、最近は大きい枝が折れやすくなってきました。
先日の通り雨の後の写真です。
大きな枝が折れてしまっています。ギンナンも周囲に散らばっています。
ギンナンは踏むと臭いですし、触るとかぶれてしまいますので、この状態は少し危険です。
実はこんな風に枝が折れてしまうのは初めてではありません。季節問わずよく見られます。
枝が落ちると住職や檀家様が片付けてくれて、きれいな境内を保っていましたが、
枝がかなり増えてきましたので、年が明けたころに剪定をする運びとなりました。
詳細な時期や規模は未定ですが、今年と来年では黄葉の雰囲気が少し変わると思われます。
現在のフサフサの状態がお好みの方は、是非お参りください。
合掌。