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葬儀について
8月後半に入っても相変わらず厳しい暑さですが、いかがお過ごしでしょうか。
さて、今日は葬儀について書いてみようと思います。
お葬式は予測することが出来ません。
真言宗では、修行の後に儀式を受けた『阿遮梨』しかお葬式で作法をすることが出来ません。
初めてお葬式で導師を勤めた時はずいぶん緊張しました。
しかし、喪主様やご親族の方がよっぽど大変でしょう。お葬式は誰もが経験しますが、慣れることはないものだと思います。特にお葬式~49日は一瞬にも永遠にも感じるのではないでしょうか。
正通寺では、喪主様に『葬儀について』という書類をお渡ししています。
これはお葬式が終わり少し落ち着いた時に読んでいただくことをイメージして書かれたものです。
少しだけ抜粋し付け加えてまとめたものをのせます。
『病院で臨終した後~引導作法が終わるまでの間は、聴力が残っているとされています。僧侶が引導作法を終えるまでの間に、心を込めてはなしかけてあげてください。火葬の後、49日までに行われる初七日等は皆様でお勤めください。皆様の読経が大きな供養となります』
気になる方は、正通寺にお参りしたときにでもお尋ねください。
合掌。