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僧侶と衣
日中はまだ暑さが残るものの、朝夕はめっきり涼しくなりましたね。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
今回は僕が住職に言われた言葉をご紹介します。
「坊さんは天麩羅と同じ。中身がしょぼくても、衣が良ければよく見える」
僕の心に深く残っている住職の言葉です。
どういうことか。
坊さんはきれいな着物と袈裟を着て、見た目を整えておけば、中身が未熟でもよく見えるということです。

元々、インドのお坊さんは袈裟しか着ていませんでした。
仏像を見ていただけるとわかりやすいかと思います。
袈裟は元々生活の中でいらなくなった布を集めてパッチワークにしたものです。
それが国を超え、時が経ち、煌びやかさを求められるようになりました。
生地が見直され、形も整えられていきました。

前置きがかなり長くなってしまいましたが、サムネの写真の袈裟は縵衣(マンネ)と言います。

どちらかというと初心の坊さんが着る素朴な袈裟です。
布どうしの境目が簡単な紐で作られています。

袈裟をきれいに身につけ、得度、修行した時の気持ちを忘れないように精進していきたいものです。
合掌