#
銀杏が見頃です。
境内の銀杏の色がようやく変わり始めました。
今年は暑さが長引いたせいか、葉の色がなかなか変わらず、まばらに色づいた葉が風で落ちるばかりでした。
境内の銀杏の正確な由来は不明ですが、おそらく明治の初期にはあったのではないか…と言われています。なんでも、明治時代初期の正通寺の地図に銀杏が描かれていたそうです。高さは灯と同じ程だったそうで、今の銀杏よりもかなり小さい。今では門前橋のかなり前から目で見て分かる大きさです。僕が子どものころから見守ってくれている正通寺のシンボルです。
調べてみると、銀杏は古くから多くのお寺と縁があるようで、名僧が携えた杖を地面に刺したものが成長し根を張った“杖銀杏”といったものもあるようですね。
この時期には檀家様以外の方も境内に来てくださり、季節が変わる喜びをより感じられます。葉が落ちる前に是非お越しください。
合掌。